文武両道な理由
こんにちは。
名古屋・一宮のフィギュアスケートクラブVIAです。
フィギュアスケートのレッスンはリンクの営業時間中に行うレッスンと営業時間後に行う貸切レッスンの2種類に分かれます。
フィギュアスケートの演技の構成で重要になってくるジャンプ・スピンは他の一般の滑走者にぶつかったりしてけがをしてしまうといけないため、基本的には営業時間前後の貸切レッスンで練習することがほとんどです。
そのため、練習量をこなすためには必然的に営業時間前後に練習時間を確保することが求められてきます。
ただ、この時間はどうしても学校の時間とかぶるため、貸切レッスンに参加すればするほど学校を遅刻・早退する必要が出てきます。
スケートを優先するか、あくまで学業を優先するか、フィギュアスケートをやらせる上でご父兄の皆さんが悩まれるところです。
どちらが良い悪いはありません。
VIAフィギュアスケートクラブでは学業を優先し、文武両道を目指していく形をとっています。
なぜ文武両道なのか?
習い事をさせる理由は人それぞれでしょうが、VIAではあくまでフィギュアスケートは人としての成長を作る習い事の一つだと捉えています。
人として豊かに成長するために学校に行き学問を学び、多くの人との関わり合いを覚え、スポーツでは好きな競技の練習に打ち込み、集中力を養い、体力をつけていきます。
学業とスポーツは車の両輪のようにバランスを取り合って機能します。
つまり、スポーツだけしていて、人との関わりをないがしろにしてもいけないし、学業だけ頑張っても体力や集中力を養えなければせっかくの頭脳も存分に活かせません。
仮にスポーツを極めて競技者としてお仕事ができてもそれは人生の中でほんの一瞬の出来事です。
フィギュアスケートであれば、体重がものを言う競技特性があるので、トップ競技者として活躍できる期間はより短くなります。
よくアスリートのセカンドキャリアがニュースで取り上げられたりしますが、アスリートが引退してからの方が時間は長いです。
アスリートとしてのキャリアを生かした人生にするには、人との関わり合いが上手にできることがとても重要になってきます。
せっかくスポーツを習うのであれば、アスリートとしてのキャリアアップだけでなく挨拶や人の話を聞くことができたり、自己表現の豊かな魅力的な人にもなっていただきたいのです。
フィギュアスケートは足腰は存分に鍛えられますし、体の柔軟性の養われます、演技をするという点から見ると自己表現を養うこともでき、非常にマルチな要素を兼ね備えたスポーツだと感じます。
是非学校にもしっかり行っていただき、フィギュアスケートも存分にチャレンジして、魅力的な人に成長してもられたら、VIAとしてはこの上ない喜びです。